ベニバラード 当園のぶどうのなかで最も早く収穫される早生の赤ぶどうです。8月上旬の2週間ほどの間しかありません。濃赤色の果皮とパリッとした食感、独特の強い甘みが特徴的で、種無しで皮ごと食べられます。しかしながら、ほかの品種より種が残りやすいため、食べる時は少し気を付ける必要があります。肉質はやや固めでシャキシャキとしていて、酸味は少なめです。生産者の数は少ない印象で、珍しいぶどうといえると思います。 来歴 1997(平成9)年に米山孝之氏が山梨県甲府市にある自身のほ場において、「バラード(欧州種系のバラディー×米国品種のゴールド)」に「京秀」を交配し、その実生の中から選抜育成されました。2001(平成13)年に登録出願、2005(平成17)年に品種登録されています。